メタディスクリプション
ハラスメントは、名前(パワハラ/モラハラ等)を当てる前に「心身への影響」で判断してOK。会議室で1時間叱責され続けた体験、成果物が気に入らないだけで人格否定が毎日続いた体験を交え、種類一覧と、受けた直後からの最短対応(記録・相談・距離の取り方)を、うつ/抑うつで弱っている人向けに短くまとめます。読むのがつらい時は途中で休んでOK。
INDEX
1. 結論:名前より「繰り返し×支障」で判断していい
ハラスメントは、種類名を確定できなくても動いてOK。繰り返される/眠れない・食べられない・出社前に固まる等生活に支障が出たら十分サインです。あなたの弱さではなく、環境の問題として扱ってください。
2. ハラスメントの種類一覧(公的分類+俗称)
結論3行(まずここだけ)
・名前が分からなくても、繰り返しと支障があれば対処してOK。
・最初の一手は事実メモ1行→次に相談。
・俗称は多いので、実務上はパワハラ/セクハラ等に整理されることが多い。
使い方:「名称」より先に、何をされたか(言動)と心身・仕事への影響(不眠、動悸、胃痛、出社困難など)で整理すると迷いが減ります。
※ここでは 公的に制度・指針で扱われやすいもの と、職場でよく使われる俗称 を分けて一覧化します。
| 区分 | 名称 | 内容(ざっくり) | 例(1行) |
|---|---|---|---|
| 公的分類(制度・指針で扱われやすい) | |||
| 公的 |
パワハラ (代表例:6類型) |
職場での優位性を背景にした言動で、就業環境が害されるもの。代表的な整理として「6類型」があります(網羅ではありません)。 |
密室で長時間叱責/人格否定/仲間外し/無理なノルマ など |
| 公的 | セクハラ |
性的な言動により、働く人の就業環境が害される(または不利益が生じる)もの。 参考:厚労省:職場におけるハラスメント防止(指針等) |
容姿いじり、性的な冗談、交際の強要 など |
| 公的 |
妊娠・出産・育児休業等 (+介護休業等) |
妊娠・出産や、育児休業/介護休業など制度利用に関する上司・同僚の言動で就業環境が害されるもの。 ※解雇・降格・減給などの「不利益取扱い」は別枠で問題になり得ます。 参考:厚労省:妊娠・出産・育児休業等ハラスメント |
「休むなら辞めて」/「男が育休はあり得ない」 など |
| 公的 (対策資料) |
カスハラ (顧客等の著しい迷惑行為) |
顧客・取引先等からの過剰な要求、暴言、威圧など。正当なクレームと区別して、従業員を守る枠組みが整理されています。 参考:厚労省:カスハラ対策(企業マニュアル等) |
土下座要求、長時間拘束、人格否定、SNS晒しの示唆 など |
| 公的 (配慮/取組) |
SOGI関連のハラスメント (アウティング等) |
性的指向・性自認に関する差別的言動、からかい、本人の同意のない暴露(アウティング)など。企業の取組事例が整理されています。 参考:厚労省:性的マイノリティに関する企業の取り組み事例(PDF) |
本人の同意なく暴露/からかい/排除 など |
| 俗称(職場でよく使われる/公的分類に寄せて扱われることが多い) | |||
| 俗称 | モラハラ | 人格否定、無視、正論で縛る、罪悪感を植え付ける等の精神的攻撃。実務上はパワハラ(精神的攻撃)として整理されることが多いです。 | 「お前は価値がない」/毎日否定が続く など |
| 俗称 | アルハラ | 飲酒の強要、断ると不利益、酒席での威圧。状況によってパワハラや安全配慮の問題として整理されます。 | 「飲めないのは社会人失格」/強制一気 など |
| 俗称 | ジェンハラ | 性別役割の押しつけ、差別的発言。セクハラ/パワハラや人権配慮の問題として扱われることがあります。 | 「男なんだから」/「女は向いてない」 など |
| 俗称 | リモハラ | リモート環境での嫌がらせ(過度な監視、深夜連絡、オンラインでの晒し等)。中身はパワハラ/セクハラ等として整理されます。 | 深夜の連投指示/全員の前で晒す など |
補足:「公的分類」に当てはめられない/名称が曖昧でも、繰り返しと支障が出ているなら対処してOKです。
※「モラハラ」「アルハラ」などは俗称(法律上の正式名称ではない)で、実務上はパワハラ等として整理されることがあります。
3. 体験談:会議室で1時間叱責(パワハラ)+6類型ミニ例
部下のミスの責任を理由に、会議室に閉じ込められ、約1時間ずっと叱責。逃げ場がない状況で威圧が積み上がり、胃痛・不眠・動悸に直結しました。密室+長時間+逃げにくい叱責は要注意。まずは「事実の記録」からでOK。
- 身体的な攻撃:叩く・押す・物を投げる等(恐怖で支配する)
- 精神的な攻撃:大声で罵倒、長時間の叱責、人格否定
- 人間関係からの切り離し:仲間外し、無視、必要な情報を渡さない
- 過大な要求:明らかに無理な納期・量を押しつけ、失敗させる
- 過小な要求:仕事を与えない、能力とかけ離れた雑務だけに固定
- 個の侵害:私生活を詮索、プライバシー暴露、過度な監視
※6類型は代表例で、これですべてを網羅するものではありません(他の形もあり得ます)。
参照:パワハラ6類型(厚労省)
4. 体験談:人格否定が毎日続く(モラハラ)
成果物が気に入らないだけで人格否定され、その日から毎日のように続きました。修正点ではなく「人」を叩く言葉が積み重なると、自己肯定感と判断力が削られていきます。反論より“距離”と“相談”が安全。つらさが続くなら一人で抱えないで。
5. 受けた直後の対応(今日やる7つ)
今日やる7つ:①その場を離れる ②体調優先(休む/受診)③日時・発言・同席者をメモ ④メール/チャット/資料を保存 ⑤信頼できる人に共有 ⑥社内窓口へ相談 ⑦社外相談へ。メモは短文でOK。「いつ・どこで・誰が・何をした」だけ書けば前進です。
6. 記録の取り方(メモで十分)
記録テンプレ:日付/場所/相手/言動(できれば原文)/同席者/その後の体調。会議後に「確認メール」を自分宛に送るのも有効です。“繰り返し”が見えると相談が進みやすい。録音などは職場ルールもあるので慎重に。
7. 相談先(社内→社外)
社内:人事/相談窓口/産業保健/労組。会社が動かない・不利益が怖いなら社外へ。「確証がない段階」でも相談してOK。入口として使いやすいのが総合労働相談コーナーです。あなたの回復を最優先に。
参照:総合労働相談コーナー(厚労省)
参考:相談窓口のご案内(あかるい職場応援団)
8. 内部リンク3本+相談前の1分準備(メモ項目)
まとめ:ハラスメントはあなたの弱さではなく環境の問題。最小の一歩は「事実メモを1行」→次に相談です。しんどい朝に備えて、関連する“守り方”の記事も置いておきます(全部新規タブで開きます)。
内部リンク(新規タブ)
・仕事が怖い・出社が怖いと感じたら悪化前にこれだけ|うつ・抑うつの5ステップ+会社連絡テンプレ
・抑うつ限界サイン10項目チェック|休む目安と欠勤連絡テンプレ【体験談】
・連休明けの欠勤連絡例文|短文テンプレと休む基準
相談前にやる1分準備(メモ項目)
・いつ(日時)/どこで(場所)/誰が(相手)
・何をした(言葉はできるだけ原文)/何回くらい(頻度)
・同席者(いた/いない)/証拠(メール・チャット・資料の有無)
・体調の変化(不眠・胃痛・動悸・涙など)/仕事への支障
・いま一番困ってること(例:同席回避、担当替え、休職相談 など)
9. FAQ(よくある質問2つ)+FAQ JSON-LD
Q1. これってハラスメント?確証がないけど動いていい?
A. 確証がなくても動いてOKです。 種類名より「繰り返し」と「生活・仕事への支障」を見ます。眠れない、胃が痛い、出社前に固まる等が出ているなら十分サイン。まずは事実メモを1行だけ書いて、相談につなげてください。
Q2. 会社に言うのが怖い。どう始めればいい?
A. 最初は「体調不良+相談したい」の短文で十分です。 いきなり全部説明しなくてOK。可能なら人事/相談窓口/産業保健へ。怖い時は社外(総合労働相談コーナー等)からでもOK。あなたの回復が最優先です。
※本記事は筆者の体験と一次情報をもとにした一般情報です。医療・法律の最終判断は専門家へご相談ください。
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