#054.家族がうつのとき言ってはいけない言葉/助かる言い換え集【実体験つき・保存版】

#054.家族がうつのとき言ってはいけない言葉/助かる言い換え集【実体験つき・保存版】

家族がうつのとき言ってはいけない言葉/助かる言い換え集【実体験つき・保存版】

メタディスクリプション:家族がうつ・抑うつ状態のとき、善意の言葉が逆効果になることがあります。「なんで動かないの?」など言いがちなNGワードと、今日から使える“助かる言い換え”を実体験ベースで整理。家事・お金・通院の場面別テンプレ、スマホ1枚チートシート、緊急時の相談先も掲載。

結論3行(ここだけでもOK)

  • 「励ます」より、責めない・急かさないが効きやすい。
  • 迷ったら、「今は休んでいい」+「味方だよ」で十分。
  • 言い換えは正解探しじゃなく、罪悪感・焦りを減らすためにやる。

1. 家族の言葉が“地雷”になりやすい理由

うつ・抑うつ状態では、本人が「動きたいのに動けない」ことがあります。さらに、動けない自分を本人がいちばん責めていることも多いです。
そこに家族の言葉が重なると、たとえ善意でも罪悪感・焦り・無力感が増えて、悪循環になりがち。

この記事は、誰かを責めるためではなく、事故(悪化)を減らすための「言い換え」をまとめます。

2. まず守りたい基本ルール3つ(家族の型)

  • 責めない:原因追及・説教は一旦ストップ
  • 急かさない:「いつまで?」は封印(焦りは悪化要因になりやすい)
  • 二択で聞く:「どうしたい?」丸投げより「AとBならどっちがマシ?」

3. 【実体験】刺さったNGワード4つと言い換え

実体験:家族に言われてしんどかった言葉

  • 「なんで動かないの?」
  • 「なんで働かないの?」
  • 「どうして寝てるの?」
  • 「何か月かかるの?」

NG:「なんで動かないの?」

本人には「怠けてるの?」に聞こえやすいです。説明する力が落ちている時期もあり、理由を求められるだけで苦しくなることがあります。

✅言い換え

  • 「動けない日もあるよね。今日は休むでOK」
  • 「できそうなこと、1個だけある?(なければゼロでOK)」
  • 「私は味方だよ。責めない

NG:「なんで働かないの?」

本人の中で「働けない=価値がない」に結びつきやすく、罪悪感が一気に増えることがあります。

✅言い換え

  • 「今は回復が最優先でいい」
  • 「お金の不安は一緒に整理する。今日は10分だけ見よう」
  • 「判断は今じゃなくてOK。落ち着いてからでいい」

NG:「どうして寝てるの?」

睡眠が必要な時期もあります。「寝てる=サボり」にされると、本人はさらに起きづらくなることがあります。

✅言い換え

  • 「寝られてるなら、それも回復だよ」
  • 「起きられそうなら、水だけ飲もう」
  • 「今日は“起きる”が目標じゃなくていい」

NG:「何か月かかるの?」

回復には波があり、期限を置くと焦りが増えることがあります。家族が不安で聞きたくなるのは自然なので、聞き方を変えるのがコツです。

✅言い換え

  • 「先のことは今決めなくていい。今日を小さく進めよう」
  • 「0〜10で言うと、今日のしんどさは何点?」
  • 「波があるのは普通。悪い日があっても失敗じゃない

4. NG→OK言い換え集(そのまま使える)

“正論”が刺さりやすい系

  • NG「気合いでなんとかして」→ OK「今日は気合いゼロでいい。できる分だけで大丈夫」
  • NG「甘えてるだけじゃない?」→ OK「甘えじゃなくて、今はしんどい時期なんだね」
  • NG「みんな辛いんだから」→ OK「比べなくていい。あなたの辛さを教えて」
  • NG「いつまでそうなの?」→ OK「今どのくらいしんどい?0〜10で言うと?」

“励まし”が逆効果になりやすい系

  • NG「楽しいこと考えよう!」→ OK「楽しくなくていい。しんどいのを減らすのを一緒に考えよう」
  • NG「外に出れば治る」→ OK「外が無理ならOK。窓を開けるだけでも十分」
  • NG「薬なんて飲まないで」→ OK「不安なの分かる。先生に聞くメモ、一緒に作る?

5. 家事・お金・通院…場面別テンプレ

家事が止まってイライラしたとき

  • NG「何もしてないじゃん」
  • OK「今は難しいの分かった。“ゼロでも回る形”に変えよう」

例:洗濯は週2固定/食事は冷凍・惣菜OK/掃除は週末だけ。仕組みに逃がすと、責め合いが減ります。

お金の不安が爆発しそうなとき

  • NG「このままじゃ詰むよ」
  • OK「不安だから整理したい。今日10分だけ一緒に確認しよう」

ポイント:固定費→期限→連絡先、の順でOK。一気に全部やらないのがコツ。

受診・通院を勧めたいとき

  • NG「病院行きなよ!」
  • OK「迷っててもOK。予約だけ手伝おうか?」

6. 情報なしでOKワードを言える家族は素晴らしい

うつ・抑うつは、知識がないと正解が分からないし、家族だって不安で余裕がなくなります。
それでも、情報なしで“OKワード”を言える家族は素晴らしいです。本人にとっては、それが「安全基地」になります。

  • 「責めないよ」
  • 「今は休んでいい」
  • 「一緒に考える。今日は1個だけでいい」

7. スマホ1枚:言い換えチートシート(短文だけ)

スマホ1枚チート(短文だけ)

家族のルール3つ
①責めない ②急かさない ③二択で聞く


NG→OK(実体験4つ)

・なんで動かないの? → 今日は休むでOK
・なんで働かないの? → 今は回復が最優先
・どうして寝てるの? → 寝られてるなら回復
・何か月かかるの? → 先は今決めなくてOK


困ったらこの3つだけ

「責めないよ」
「今は休んでいい」
「味方だよ」

8. 命の危険を感じたら:相談先(参照リンクつき)

超重要

今すぐ危険(自傷の恐れ/目が離せない等)を感じたら、ためらわず119。
「本人(家族)が精神的に切迫している」ことを伝えてください。

9. 関連(内部リンク/参考リンク)

10. FAQ(+JSON-LD)

Q1. 家族がついキツい言い方をしてしまいました。もう手遅れ?

手遅れではありません。短くでいいので「さっきの言い方ごめん。責めたいんじゃない」と言い直すと、関係が戻りやすいです。

Q2. 「頑張って」は絶対ダメ?

絶対ダメというより、今の本人には重い場合があります。「頑張れ」より「今は休んでいい」「味方だよ」を優先すると安全です。

Q3. 何を言えばいいか分からないときは?

「責めないよ」「今は休んでいい」「味方だよ」だけで十分です。言葉が出ない日は、静かな環境を作る・家事を1つ減らすでも伝わります。

Q4. 家族側が限界です。

家族も支援が必要です。医療機関や相談窓口、親族などに分散してください。あなたが倒れると全員が苦しくなります。


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