家族がうつのとき言ってはいけない言葉/助かる言い換え集【実体験つき・保存版】
メタディスクリプション:家族がうつ・抑うつ状態のとき、善意の言葉が逆効果になることがあります。「なんで動かないの?」など言いがちなNGワードと、今日から使える“助かる言い換え”を実体験ベースで整理。家事・お金・通院の場面別テンプレ、スマホ1枚チートシート、緊急時の相談先も掲載。
結論3行(ここだけでもOK)
- 「励ます」より、責めない・急かさないが効きやすい。
- 迷ったら、「今は休んでいい」+「味方だよ」で十分。
- 言い換えは正解探しじゃなく、罪悪感・焦りを減らすためにやる。
INDEX
1. 家族の言葉が“地雷”になりやすい理由
うつ・抑うつ状態では、本人が「動きたいのに動けない」ことがあります。さらに、動けない自分を本人がいちばん責めていることも多いです。
そこに家族の言葉が重なると、たとえ善意でも罪悪感・焦り・無力感が増えて、悪循環になりがち。
この記事は、誰かを責めるためではなく、事故(悪化)を減らすための「言い換え」をまとめます。
2. まず守りたい基本ルール3つ(家族の型)
- 責めない:原因追及・説教は一旦ストップ
- 急かさない:「いつまで?」は封印(焦りは悪化要因になりやすい)
- 二択で聞く:「どうしたい?」丸投げより「AとBならどっちがマシ?」
3. 【実体験】刺さったNGワード4つと言い換え
実体験:家族に言われてしんどかった言葉
- 「なんで動かないの?」
- 「なんで働かないの?」
- 「どうして寝てるの?」
- 「何か月かかるの?」
NG:「なんで動かないの?」
本人には「怠けてるの?」に聞こえやすいです。説明する力が落ちている時期もあり、理由を求められるだけで苦しくなることがあります。
✅言い換え
- 「動けない日もあるよね。今日は休むでOK」
- 「できそうなこと、1個だけある?(なければゼロでOK)」
- 「私は味方だよ。責めない」
NG:「なんで働かないの?」
本人の中で「働けない=価値がない」に結びつきやすく、罪悪感が一気に増えることがあります。
✅言い換え
- 「今は回復が最優先でいい」
- 「お金の不安は一緒に整理する。今日は10分だけ見よう」
- 「判断は今じゃなくてOK。落ち着いてからでいい」
NG:「どうして寝てるの?」
睡眠が必要な時期もあります。「寝てる=サボり」にされると、本人はさらに起きづらくなることがあります。
✅言い換え
- 「寝られてるなら、それも回復だよ」
- 「起きられそうなら、水だけ飲もう」
- 「今日は“起きる”が目標じゃなくていい」
NG:「何か月かかるの?」
回復には波があり、期限を置くと焦りが増えることがあります。家族が不安で聞きたくなるのは自然なので、聞き方を変えるのがコツです。
✅言い換え
- 「先のことは今決めなくていい。今日を小さく進めよう」
- 「0〜10で言うと、今日のしんどさは何点?」
- 「波があるのは普通。悪い日があっても失敗じゃない」
4. NG→OK言い換え集(そのまま使える)
“正論”が刺さりやすい系
- NG「気合いでなんとかして」→ OK「今日は気合いゼロでいい。できる分だけで大丈夫」
- NG「甘えてるだけじゃない?」→ OK「甘えじゃなくて、今はしんどい時期なんだね」
- NG「みんな辛いんだから」→ OK「比べなくていい。あなたの辛さを教えて」
- NG「いつまでそうなの?」→ OK「今どのくらいしんどい?0〜10で言うと?」
“励まし”が逆効果になりやすい系
- NG「楽しいこと考えよう!」→ OK「楽しくなくていい。しんどいのを減らすのを一緒に考えよう」
- NG「外に出れば治る」→ OK「外が無理ならOK。窓を開けるだけでも十分」
- NG「薬なんて飲まないで」→ OK「不安なの分かる。先生に聞くメモ、一緒に作る?」
5. 家事・お金・通院…場面別テンプレ
家事が止まってイライラしたとき
- NG「何もしてないじゃん」
- OK「今は難しいの分かった。“ゼロでも回る形”に変えよう」
例:洗濯は週2固定/食事は冷凍・惣菜OK/掃除は週末だけ。仕組みに逃がすと、責め合いが減ります。
お金の不安が爆発しそうなとき
- NG「このままじゃ詰むよ」
- OK「不安だから整理したい。今日10分だけ一緒に確認しよう」
ポイント:固定費→期限→連絡先、の順でOK。一気に全部やらないのがコツ。
受診・通院を勧めたいとき
- NG「病院行きなよ!」
- OK「迷っててもOK。予約だけ手伝おうか?」
6. 情報なしでOKワードを言える家族は素晴らしい
うつ・抑うつは、知識がないと正解が分からないし、家族だって不安で余裕がなくなります。
それでも、情報なしで“OKワード”を言える家族は素晴らしいです。本人にとっては、それが「安全基地」になります。
- 「責めないよ」
- 「今は休んでいい」
- 「一緒に考える。今日は1個だけでいい」
7. スマホ1枚:言い換えチートシート(短文だけ)
スマホ1枚チート(短文だけ)
家族のルール3つ
①責めない ②急かさない ③二択で聞く
NG→OK(実体験4つ)
・なんで動かないの? → 今日は休むでOK
・なんで働かないの? → 今は回復が最優先
・どうして寝てるの? → 寝られてるなら回復
・何か月かかるの? → 先は今決めなくてOK
困ったらこの3つだけ
「責めないよ」
「今は休んでいい」
「味方だよ」
8. 命の危険を感じたら:相談先(参照リンクつき)
超重要
今すぐ危険(自傷の恐れ/目が離せない等)を感じたら、ためらわず119。
「本人(家族)が精神的に切迫している」ことを伝えてください。
-
#いのちSOS(毎日24時間):0120-061-338
参照(公式) -
厚労省「まもろうよ こころ」電話相談窓口一覧
参照(厚生労働省) -
こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556(通話料注意/自治体で時間が異なる)
参照(厚生労働省)
9. 関連(内部リンク/参考リンク)
内部リンク(確認できた記事)
参考リンク(制度・相談先) ※新規タブで開きます
10. FAQ(+JSON-LD)
Q1. 家族がついキツい言い方をしてしまいました。もう手遅れ?
手遅れではありません。短くでいいので「さっきの言い方ごめん。責めたいんじゃない」と言い直すと、関係が戻りやすいです。
Q2. 「頑張って」は絶対ダメ?
絶対ダメというより、今の本人には重い場合があります。「頑張れ」より「今は休んでいい」「味方だよ」を優先すると安全です。
Q3. 何を言えばいいか分からないときは?
「責めないよ」「今は休んでいい」「味方だよ」だけで十分です。言葉が出ない日は、静かな環境を作る・家事を1つ減らすでも伝わります。
Q4. 家族側が限界です。
家族も支援が必要です。医療機関や相談窓口、親族などに分散してください。あなたが倒れると全員が苦しくなります。
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