#028.うつ病で「仕事を辞めたい」と思ったときに考えたいこと|もう限界のあなたへ届けたい休職・退職・傷病手当金の話

うつ病で「仕事を辞めたい」「仕事に行けない」と悩んでいませんか。朝どうしても起き上がれない、日曜日の夜が怖くて眠れない、会議の前になると動悸や腹痛が止まらない…。ここまで来ているなら、それはもう“甘え”ではなく、根性では戻れないレベルのSOSです。このブログでは、「自分がいなくても会社は回る」「自責の念を持つ必要はない」「ハラスメントは本来会社の責任」という3つを前提に、「うつ病 仕事 辞めたい」と感じたときに考えたいことをまとめました。朝動けない・日曜夜が怖い・会議前が怖いといったサインを言葉にする方法、心療内科で診断を受けて休職というセーフティーネットを出す手順、ハラスメントに耐えられないのに会社が動いてくれないときの考え方、休職しても復職が難しいときに「退職+傷病手当金+リフレッシュ」を選ぶ判断軸、そして今日からできる小さな3ステップまで。命より大事な仕事はありません。この一本で、「自分を責める」から「自分を守る」に一緒に方向転換していきましょう。

1.結論:命より大事な仕事はない、という前提に切り替える

最初に結論から言います。

  • 命より大事な仕事はない
  • あなたが壊れてまで守るべき会社もない

うつ病で「仕事を辞めたい」と思うと、真っ先に出てくるのは「自分が弱いせいだ」という自責の声です。でもこの記事では、その前提をまるっと裏返すところから始めます。

【この記事とこのブログの合言葉】
自分がいなくても会社は回る
自責の念を持つ必要はない
ハラスメントは本来会社の責任

この3つを“このブログのルール”だと思って読んでください。
ここから先は、「どうやって自分を責めるか」ではなく、「どうやって自分を守るか」の話だけをしていきます。


2.「うつ病で仕事を辞めたい」は甘えじゃなくて、ちゃんとしたブレーキ

「うつ病で仕事を辞めたい」「もう無理だ」と感じたとき、多くの人はこう思います。

  • みんな頑張ってるのに、自分だけダメ
  • これくらいで休みたいなんて、甘えてる

でも、うつ病になると

  • 集中力が落ちる
  • 判断力が鈍る
  • 何をするにもおっくうになる

など、「働くための基礎エネルギー」自体が削られます。健康なときと同じ働き方ができないのは当たり前で、性格の問題でも根性不足でもありません。

しかも現代の働き方って、正直かなりハードモードですよね。長時間労働、責任の重さ、数字・評価・人間関係…。その全部を抱えて限界まで頑張った結果として出てきた「辞めたい」は、むしろ生き延びるためのブレーキです。

ここで一度、意識的にこう決めてしまいましょう。

  • 「うつ病で仕事を辞めたい」と思った=ダメ人間の証拠
    ではなく
  • 「ここまでよく頑張ってきた自分が、やっとブレーキを踏めたサイン」

と受け取る。
この「意味の付け替え」ができると、次の一歩がだいぶ楽になります。


3.「うつ病 仕事 辞めたい」と検索したくなるサインを見える化する

「仕事がつらい」はふわっとしていて、自分でもよく分からないし、人にも説明しづらいですよね。そこでまずやりたいのが、具体的なサインに分解して言葉にすることです。例えば、こんな状態はありませんか?

  • 朝、目は覚めているのに体が鉛みたいに重くて起き上がれない
  • 「会社に行かなきゃ」と思った瞬間、動悸や吐き気・腹痛が出てくる
  • 日曜日の夜になると憂うつがピークになり、眠れなくなる
  • 会議や上司との面談前に、強い不安や恐怖で頭が真っ白になる

ここまで来ていたら、「うつ病 仕事 行けない」「うつ病 仕事 辞めたい」と検索してしまうのは自然な反応です。

おすすめなのは、このサインをスマホのメモにざっくり書き出すこと

  • 日曜22:00:明日の会議を考えたら胃がキリキリして眠れない
  • 月曜7:00:体が重くて布団から出られず、会社を考えたら涙が出た

僕(筆者)の場合も、日曜の夕方になるとお腹が痛くなり、月曜の朝はアラームを何度止めても動けない時期がありました。メモを見返して、「あ、これもう“気のせいレベル”じゃないな」とやっと認められたんですよね。

この「しんどさログ」は、

  • 自分自身が状況を客観視するための材料
  • あとで医師に相談するときの“説明代わり”

になってくれます。完璧じゃなくてOK。「なんとなくつらい」を「どの場面で、どうつらい」に変えていくイメージです。


4.仕事を辞めたいと思ったら、まず診断と休職のカードを出す

「もう仕事を辞めたい」「このままは無理だ」と感じたとき、いきなり退職届を書く前にやってほしいのが、心療内科や精神科での受診です。自分では「ちょっと疲れているだけ」と思っていても、医師から見ると治療が必要なレベルのうつ病・抑うつ状態、ということは珍しくありません。

診断を受けると、

  • 自分の状態が「うつ病」「抑うつ状態」などの言葉で整理される
  • 働き続けてよいか、休職すべきレベルかを専門家が判断してくれる
  • 必要に応じて、休職に使える診断書を書いてもらえる

というメリットがあります。

4.1予約〜受診までにやっておくとラクなこと

  1. 前の章で書いた「しんどさログ」をスマホか紙にまとめておく
  2. 仕事の状況(残業の多さ・人間関係・ハラスメントの有無)を一行ずつメモ
  3. ネットで「心療内科+地名」で検索して、まずは1件だけ予約

「どこが一番いい病院か」を完璧に調べる必要はありません。“1件予約できたらクリア”くらいの気持ちでOKです。もし予約が取れなければ、別の病院を1件足すだけ。

当日うまく話せなくても、メモを見せれば医師に伝わります。「うつ病 仕事 辞めたいくらいしんどくて」とそのまま言ってしまって大丈夫です。

医師から「しばらく休みましょう」と言われたら、会社に診断書を提出して休職というカードが切れるようになります。このときに出てきがちな

  • 自分が抜けたら職場に迷惑が…

という考えには、合言葉を思い出してください。

自分がいなくても会社は回る。

あなたが潰れてからでは遅いので、ここは遠慮せず“自分の番”を取っていいところです。


5.ハラスメントに耐えられないのに会社が動かないときの考え方

うつ病が悪化する原因として、本当に多いのが職場でのハラスメントです。

  • 上司からのパワハラ・人格否定発言
  • 同僚からのいじめ・無視・陰口
  • 皆の前での叱責や過度な詰問

こうした環境にいれば、「うつ病 仕事 辞めたい」と感じるのは当然です。

ここで強調したいのが、ハラスメントは本来会社の責任だということ。加害行為をする個人の問題であると同時に、それを止めずに放置している会社には「安全に働ける職場を整える義務」があります。本来動くべきは会社側であって、「自分が弱いからだ」と自責モードになる必要はありません。

とはいえ現実には、人事や上司に相談しても

  • 「あなたの受け取り方の問題じゃない?」
  • 「とりあえず様子を見ましょう」

で終わってしまうことも多いですよね。そんなときは、会社の中だけで何とかしようとしなくて大丈夫です。

  • いつ・どこで・誰から・どんな言動があったか、日付付きでメモしておく
  • メールやチャットなど、証拠になりそうなものは保存する
  • 産業医や、労働局の総合労働相談コーナーなど社外の窓口に相談する

ここまでやっても会社が動かないなら、「ここを変えるのは自分の仕事じゃない」と線を引いてOKです。あなたの仕事は、ハラスメントに耐え続けることではなく、自分の心と体を守ること。
ハラスメントは本来会社の責任」というフレーズは、あなたに貼りついている“罪悪感”を会社側に返すためのお守りだと思ってください。


6.休職してもつらいなら、「退職+傷病手当金+リフレッシュ」は立派な作戦

休職しても、

  • あの職場に戻ることを想像しただけで動悸がする
  • ハラスメントの相手がいる限り、どう考えても無理

と感じることがあります。その場合、無理に復職を目指すより、退職して環境ごとリセットする選択肢も真剣に考えていいタイミングです。

退職を考えたとき、いちばん怖いのはお金のことですよね。そこで頼りになるのが、健康保険の傷病手当金です。条件を満たせば、休職中や退職後も一定期間、

  • 給料のおおよそ 3分の2程度(標準報酬日額の約2/3)

が支給される制度です。支給される期間には上限があり、一般的には最長1年6か月が目安とされています(正確な条件や期間は、加入している健康保険の案内で必ず確認してください)。

さらに、

  • ハローワークの失業給付
  • 自治体のメンタル相談窓口
  • うつ病などメンタル不調の方向け就労支援・職業訓練

など、「一人で抱え込まなくていい仕組み」がいろいろ用意されています。

自分がいなくても会社は回る。一方で、あなたの心と体はあなたにしか守れません。
休職しても復職が難しいなら、傷病手当金や公的機関を頼りながら、一度ゆっくり休んでリフレッシュする選択をしても大丈夫です。それは逃げではなく、「これ以上壊れないための、ちゃんとした戦略」です。


7.今日からできる3ステップ]
【スクショ推奨チートシート】

最後に、「じゃあ今日は何をすればいいの?」を3つだけに絞ります。ここだけスクショしておいてもらえたら、それだけでOKです。

  1. 今のしんどさを3つだけメモする
    例:朝起きられない/日曜夜が怖い/会議前に動悸がする…など。きれいに書かなくて大丈夫。
  2. 心療内科か精神科を1件だけ調べて、予約する
    「地名+心療内科」で検索して、行けそうな場所をとりあえず1件。口コミを完璧に読む必要はありません。**「1件予約できたらミッションクリア」**くらいでOK。
  3. 診察に持っていく用に、そのメモをスマホに残す or スクショする
    当日うまく話せなくても、メモやスクショを見せれば医師に伝わります。「うつ病 仕事 辞めたいくらいしんどい」と一言添えればなお伝わりやすいです。

そして、この記事を閉じる前に、心の中だけでいいのでこの3つをもう一度なぞってみてください。

・自分がいなくても会社は回る
・自責の念を持つ必要はない
・ハラスメントは本来会社の責任

「うつ病で仕事を辞めたい」と感じた自分を責めなくていいし、会社よりもまず自分を優先していい。
この一本が、「自分を責めるモード」から「自分を守るモード」に切り替えるきっかけになったらうれしいです。



★★★いざと言うときに備えておいても良いかな!★★★

貯金のできない私には保険って助かりました。


★★★頑張らずに頼っても良いんじゃないかな!★★★

宅配などで外に出る機会意を減らして負担芸減してもいいと思います。

カウンセラーなどに相談して、話を聞いてもらうことも、

おいしいものを食べてリフレッシュしても良いんじゃないかな!


★★★自分へのご褒美にリフレッシュもありかな!★★★

心にゆとりが戻せるように自分にご褒美を上げてみてはどうだろう!


★★★気分転換に趣味もいいかもね!★★★

趣味を見つけて何かをやってみるものいいと思う。

今までの趣味に興味がなくなっていても何か体を動かしてみることも楽しみになるかもよ。


★★★転職で環境を変えるのもいいかもね!★★★

心のゆとりを持つには環境を変えることも一つ!
転職や手に仕事をつけて自信を復活させてみてはどうだろうか!

★★★お金に困ったら。。。★★★

絶対に早まっちゃダメ、クレカをうまく使って元気になったら一気に返済するのも手だと思うよ!

生活環境を変えて、出費を抑えるのも一つの手だね!